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8月6日~7日 銅像・石碑 移設

8月6日(木)銅像移設 

 6日、今日は銅像の移設を行うとのことです。

 朝から職人さんたちが銅像の周囲に集まり、移設方法などについて打ち合わせしていました。

 

 午前9時、銅像にタオルが巻かれ、ロープがかけられました。

 どうやらクレーンで吊り上げて移動させるようです。

 

 すぐ脇には天を衝くようなクレーンが横づけし、いつでも吊り上げられるようにスタンバイしています。

 

 吊り上げの準備が完了したら、次に銅像と台座とを切り離す作業です。

 台座部分にドリルを入れ、削っていきます。

 

 銅像と台座を繋ぐ方法には数パターンがあるそうで、台座の一部を切り取って構造を調べているようです。

 この銅像の場合は後部に穴があり、そこからコンクリートを流し込んであるとのことで、珍しいつくりだそうです。

 

 台座は思いのほか固く、ドリルの刃が折れるなど、職人さんの腕をもってしても作業は難航。

 昼を挟んで小休止となりました。

 

 銅像の人物は「中谷 藤吉」という方です。

 大正8年から昭和21年の長期にわたって上之郷村村長を務められ、上之郷の発展に貢献しました。

 そしてなんと、この上之郷小学校を自費でもって設立された方でもあります。

 南海新聞社の人物評にはその人柄について、「着実を以て有名な村長であるが聡明にして果断な所がある。問題に当っても枝葉末節に惑わされず大局に着眼にして善処するの機敏がある。(中略)斯る紳士の典型と言うべき良き村長を得ていることを上之郷村民諸君の為に慶賀すべきものである」と評されています。

 中谷藤吉氏像は茅渟の宮跡の敷地内に移設される予定です。

 上小の校舎を背景に少々痛ましい姿ですが、茅渟の宮跡の敷地へと移設された暁には上之郷が誇る史跡として肩を並べ、威風を取り戻すこととなるはずです。

 

 一方、先日から作業が続いていた新飼育小屋にはタンクローリーが入り、大作業が行われていました。

 

 甕のような入れ物にコンクリートを詰め込み、クレーン車を使って新飼育小屋の現場まで運びます。

 

 運ばれたコンクリート入りの甕は、一昨日から組み作業が進行していた木枠の内部へと流し込まれ、職人さんたちがドリルのような工具で空気を取り除き、シャベルなどを使って平坦に均していました。

 

 昼過ぎ、銅像での作業の再開です。

 中谷藤吉氏の業績などが刻まれた台座の外壁部分が丁寧に剥がされたのち、銅像と台座との繋ぎ目部分をドリルで少しずつ削っていきます。

 周囲にはドリルの轟音が響き渡り続け、作業の大変さを表していました。

 

 繋ぎ目部分が徐々に細りゆき、最後はドリルを真横に押し当てての一押しです。

 

 ついに移動の瞬間がやってきました!

 クレーンによって吊り上げられ、銅像が見事に宙に浮きあがります。

 

 静かにしずかに脇へと移動されていきます。

 

 さしあたり空きスペースへと降ろされることとなりました。

 移動そのものはものの数分ですが、この作業が無事完了されるために6時間にも及ぶこれまでの作業がありました。

 まさに汗と努力の結実となる瞬間でした。

 

 移設先である茅渟の宮跡の準備が整うまで、銅像は静かに保管される手はずです。

 

 銅像での作業が完了し、もう一つ残っていた小石碑の移動も行われました。

 こちらもロープをかけ、銅像と同じ要領で移動させるようです。

 

 接地部分をドリルで掘り起こし、ものの1時間ほどのスムーズな進行で移動されました。

 この小石碑には「机場北同行母の会 寄付」とあり、昭和8年の歴史あるものです。

 

 こちらの小石碑もさしあたり、区画の隅に仮設置です。

 今日は丸一日かけて銅像と小石碑の大作業が無事完遂され、明日は最後に残った大石碑の作業に取り掛かるとのことでした。

 

 また、新飼育小屋でも職人さんが作業を続けてくださっており、綺麗にコンクリートで固められていました。

 

7日(金)石碑移設 

 翌日7日の朝、昨日移動された中谷藤吉像と台座外壁、そして机場北同行母の会の小石碑が丁寧に並べられていました。

 

 本日はいよいよこの大石碑の移動です。

 この石碑は「南源十郎氏」の遺徳を讃えたものです。

 昨日と全く同じ要領でロープを巻きつけクレーンに引っ掛けるのですが、胴まわりが巨大で巻きつけにも四苦八苦の様子でした。

 

 そして、台座部分をドリルで少しずつ削っていきます。

 ドリルが駆動するたびあたりに白煙が立ち込めます。

 

 作業が始まっておよそ2時間、気がつけばなんと石碑は既に移動されていました。

 後には削られた台座部分のみが残ります。

 

 銅像もいつの間にか区画中央付近に移動され、脇にはクレーン車が折りたたまれた状態で止められていました。

 これまで長い間上小を見守り、グラウンドで目を引いていた銅像・石碑群もこれで全て移動の手はずが整いました。

 あとは茅渟の宮跡敷地の準備が整い次第移設され、上之郷の誇る史跡群の一端を担い、歴史的薫りに一層の華を添えることとなります。

 

 学校は明日から夏休みですが、工事は夏休み期間中も予定されています。

 次に児童が登校するときには、グラウンドの様子もさらに変わっていることでしょう。

 

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